「mAh」「W」「Wh」って何?まずは違いを簡単に整理
モバイルバッテリーを調べていると、
- 「10000mAh」
- 「65W」
- 「72Wh」
など、さまざまな数字や単位が出てきますよね。
特に飛行機への持ち込みルールを調べた時に、「160Wh以下」という表記を見て、
「mAhとは違うの?」
「Wって何?」
「結局どれを見ればいいの?」
と混乱した方も多いのではないでしょうか。
実は、これらの単位にはそれぞれ役割があります。
- mAh → バッテリー容量
- W → 充電スピード
- Wh → 電力量(飛行機ルールで重要)
この記事では、モバイルバッテリー初心者の方向けに、「mAh」「W」「Wh」の違いや意味をできるだけわかりやすく解説します。
モバイルバッテリー選びや、飛行機へ持ち込む際の確認にも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
また、飛行機へのモバイルバッテリーの持ち込み制限に関する記事や私たちが飛行機を利用していくディズニー旅行に関する記事も投稿していますので、ぜひそちらもご覧いただけたら嬉しいです!



モバイルバッテリーの「mAh」「W」「Wh」は何が違う?
モバイルバッテリーを見ていると、
- 「10000mAh」
- 「20W」
- 「72Wh」
など、さまざまな数字が表示されています。
どれもモバイルバッテリーの性能を表す大切な数値ですが、それぞれ意味が違います。
簡単に言うと、
- 「mAh」はバッテリー容量
- 「W」は充電スピード
- 「Wh」は電力量
を表しています。
特に飛行機への持ち込みルールでは「Wh」が重要になるため、「mAhだけ見ればOK」というわけではありません。
まずは、それぞれの違いを簡単に整理してみましょう。
| 表記 | 読み方 | 意味 | わかりやすく言うと |
|---|---|---|---|
| mAh | ミリアンペアアワー | バッテリー容量 | どれくらい充電できるか |
| W | ワット | 出力 | どれくらい速く充電できるか |
| Wh | ワットアワー | 電力量 | 実際に蓄えられている電力量 |
例えば、
- mAhが大きい → たくさん充電できる
- Wが大きい → 急速充電しやすい
- Whが大きい → 飛行機ルールの確認が必要
というイメージです。
それぞれの単位について、次から詳しく解説していきます。
mAh(ミリアンペアアワー)とは?
mAhは、
「どれくらい充電できるか」
を表す単位です。
モバイルバッテリーの容量を示す数字として最もよく使われています。
例えば、
- 5,000mAh
- 10,000mAh
- 20,000mAh
- 25,000mAh
などがあります。
一般的なスマートフォンのバッテリー容量は4,000〜5,000mAh程度です。
そのため、
- 10,000mAh → スマホ約2回分
- 20,000mAh → スマホ約4回分
- 25,000mAh → スマホ約5回分
が目安になります。
ただし、変換ロスがあるため実際はもう少し少なくなります。
W(ワット)とは?
Wは、
「どれくらい速く充電できるか」
を表す単位です。
数字が大きいほど短時間で充電できます。
例えば、
- 5W → 昔ながらの充電速度
- 20W → スマホの急速充電
- 30W → 高速充電
- 65W → ノートパソコンも充電可能
- 100W以上 → 高性能ノートPC向け
となります。
『mAh』と『W』の関係性のイメージ
バッテリーを水タンクに例えると、
- mAh=タンクの大きさ
- W=蛇口から出る水の勢い
です。
どれだけ大きなタンクでも、蛇口が細ければ充電には時間がかかります。
Wh(ワットアワー)とは?
Whは、
「実際に蓄えられている電力量」
を表します。
飛行機の機内持ち込みルールでよく使われる単位です。
例えば、
- 50Wh
- 72Wh
- 90Wh
などの表記があります。
なぜ飛行機の持ち込み制限では「Wh」が使われるの?
飛行機へモバイルバッテリーを持ち込む際は、「100Wh以下」などのルールがあります。
これは、mAhだけではバッテリーが持つ「実際の電力量」が分からないためです。
モバイルバッテリーには「電圧(V)」という要素もあり、同じ10000mAhでも、電圧が違うと蓄えられるエネルギー量が変わります。
そのため航空会社では、バッテリーの電力量をより正確に判断できる「Wh(ワットアワー)」という単位で統一して管理しています。
難しく感じるかもしれませんが、
- mAh → バッテリー容量
- Wh → 実際の電力量
くらいのイメージで大丈夫です。
『Wh』の計算方法
Whは次の計算式で求められます。
大元の計算式は『 Wh = V × Ah 』です。
ただ、モバイルバッテリーは「mAh」で表記されることが多いので、mAhへ変換しながら計算すると
『 Wh = mAh × V ÷ 1000 』となります。
『mAh』は、お手持ちのモバイルバッテリーの容量を当てはめます。
『V』には、モバイルバッテリーの電圧を当てはめるのですが、一般的なモバイルバッテリーは『3.6V』か『3.7V』です。お手持ちのモバイルバッテリーにV表記があればそれを元に計算してみてください。
つまり、『Wh』を導き出す計算式は『 mAh × 3.6(or 3.7) ÷ 1000 』になります。
例えば25,000mAhの場合は、『25,000 × 3.6 ÷ 1000 = 90Wh』となるということですね。
飛行機の持ち込み制限の目安
2026年4月24日から、モバイルバッテリーの機内持ち込みルールが変更されました。
現在は、
- 160Wh以下 → 機内持ち込み可能(1人2個まで)
- 160Wh超 → 持ち込み不可
というルールになっています。
以前から使われている「100Wh以下」「100Wh超〜160Wh以下」という区分も現在も存在しています。
ただし、新ルールでは160Wh以下のモバイルバッテリーは容量に関係なく「2個まで」となったため、一般的な利用では「160Wh以下かどうか」を確認するケースが増えています。
なお、預け入れ荷物への収納は禁止されているため、必ず機内持ち込み手荷物として持参しましょう。
す。
モバイルバッテリー選びで見るべき数字は?
モバイルバッテリーは、使い方によって重視するポイントが変わります。
「容量が大きければOK」というわけではなく、
- どれくらい充電したいか
- どんな機器を充電するか
- 飛行機へ持ち込む予定があるか
によって、チェックするべき数字も変わってきます。
スマホ中心なら「mAh」
日帰りのお出かけや普段使いなら、
- 10000mAh前後
がおすすめです。
スマホを1〜2回ほど充電できる容量で、サイズや重さのバランスも良く、持ち運びしやすいのが特徴です。
「軽さ」と「使いやすさ」を重視するなら、このくらいの容量が扱いやすいでしょう。
旅行や長時間の外出なら「mAh」と「Wh」
ディズニー旅行や旅行先での長時間利用、家族での使用なら、
- 20000〜25000mAh
あると安心です。
スマホだけでなく、タブレットやゲーム機なども充電しやすくなります。
ただし、容量が大きくなるほど本体サイズや重量も増えるため、持ち運びやすさとのバランスも重要です。
また、後述しますが飛行機へ持ち込む場合は「Wh(ワットアワー)」の確認も必要になります。
一般的な20000mAhクラスのモバイルバッテリーは160Wh以下に収まることが多いですが、大容量モデルでは航空会社のルール確認が必要になる場合もあります。
飛行機を利用する予定がある方は、「mAh」だけでなく「Wh」も確認しておくと安心です。
ノートパソコンも充電するなら「W」
ノートパソコンやタブレットも充電したい場合は、容量だけでなく「W(ワット)」も重要です。
特にUSB PD対応モデルでは、
- 45W以上
- 65W以上
に対応しているか確認しましょう。
W数が低いと、ノートPCをうまく充電できなかったり、充電速度がかなり遅くなる場合があります。
最近では、スマホ向けの小型モバイルバッテリーでも高出力モデルが増えているため、「容量」と「W数」の両方をチェックするのがおすすめです。
飛行機へ持ち込むなら「Wh」を必ず確認
飛行機を利用する場合は、「Wh(ワットアワー)」が特に重要です。
航空会社では、モバイルバッテリーの持ち込み制限をWhで管理しています。
現在は、
- 160Wh以下 → 機内持ち込み可能
- 160Wh超 → 持ち込み不可
というルールが一般的です。
また、預け入れ荷物には入れられず、必ず機内持ち込み手荷物として持参する必要があります。
旅行や出張で飛行機を利用する方は、購入前にWh表記も確認しておくと安心です。
まとめ
モバイルバッテリーの数字にはそれぞれ意味があります。
- mAh=容量の大きさ
- W=充電の速さ
- Wh=蓄えられる電力量
と覚えておくと分かりやすいです。
特に飛行機に乗る機会がある方は、mAhだけでなくWhも確認しておくと安心です。旅行や出張の前に、自分のモバイルバッテリーの容量とWhを一度チェックしてみましょう。
では、また!


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