自閉スペクトラム症の長男との成長期

みなさん、こんにちは。aoichilifeです!
今回は、自閉スペクトラム症(ASD)と診断されている長男の、最近の様子についてお話ししたいと思います。
長男は現在、小学5年生。
小学校に入学した頃と比べると、できることも増えてきました。以前は苦手だったことにも少しずつ取り組めるようになり、成長を感じる場面も多くなっています。
学校生活では、支援級に在籍しながら通常学級との交流を続けていますが、今では通常学級で過ごすことも日常的になってきました。
一方で、家庭では今も変わらず、音声チックが見られます。
また、自分の思いと違うことを指摘されたり、親から注意されたりすると、「えーっ!」と大きな声をあげて拒絶することもあります。
成長とともに落ち着いてきた部分がある一方で、今も対応に悩むことがある。
今回は、そんな小学5年生になった長男の現在について、親として感じていることを率直に書いていきたいと思います。
同じように発達障害のある子どもを育てている方にとって、何か共感できる部分があればうれしいです。
長男の発達障害については、過去記事もご覧になっていただけると嬉しいです。



小学5年生になった長男の現在
通常学級との交流が日常的になってきた

長男は幼稚園に通っていた頃に発達障害の疑いがあると言われ、その後の検査を経て、自閉スペクトラム症(ASD)と診断されました。
小学校では支援級に在籍しています。
長男はもともと不安が強く、新しいことに挑戦するのが苦手な面があります。
幼稚園時代には、発表会や運動会などの行事に参加することが難しい時期もありました。
また、人とのコミュニケーションにも苦手意識があり、自分の気持ちをうまくコントロールできずに癇癪を起こしてしまうこともありました。
小学校に入学してからも、こうした特性に親として悩むことは少なくありませんでした。
以前の記事でも書いたように、支援級では先生やクラスの子と自分なりに関わる姿が見られる一方、交流先の通常学級では静かに過ごしている様子がありました。
ところが、小学5年生になった現在は、通常学級との交流が日常的になっています。
もちろん、通常学級で過ごすようになったからといって、長男の苦手なことがすべてなくなったわけではありません。
それでも、以前と比べると学校生活の幅が広がってきたことは、親としてうれしく感じています。
子どもの成長は、ある日突然、すべての問題が解決するようなものではないのだと思います。
できることが少しずつ増えていく一方で、以前から続いている課題もあります。
長男の現在の様子を見ていると、改めてそう感じます。
成長しても、家庭では変わらない様子がある
学校生活が広がってきた一方で、家庭では今も気になることがあります。
そのひとつが、幼稚園の年長頃から続いている音声チックです。
そして、もうひとつが、自分の思いと違うことを指摘されたときなどに、大きな声をあげて拒絶することです。
どちらも、長男と生活する中で以前から向き合ってきたことです。
小学5年生になった今も、この症状はなくなっておらず、特に音声チックは本人が抱えるストレスに比例して激しくなる場合もあります。
ただ、以前とまったく同じというわけではなく、成長を感じる部分もあります。
今回は、この2つの様子について、もう少し詳しくお話ししたいと思います。
小学5年生になった今も続いている音声チック
「あっ」という声が出る日常

長男には、幼稚園の年長頃から音声チックが見られるようになりました。
最初は「あっ」「ファッ」といった短い発声でした。
当初は、ふざけて声を出しているのかと思うこともありましたが、注意しても止まらず、親として戸惑ったことを覚えています。
その後、音声チックのことを知り、通院先の医師からも指摘を受けたことで、本人が意図して出している声とは限らないのだと理解するようになりました。
小学生になってからは、発する言葉が変化した時期もありました。
以前の記事でも書いたように、音声チックの言葉や頻度に悩み、ひどい時には、卑猥な単語や「死ね」等という強い言葉まででることがあるので、どう接すればよいのか迷うこともありました。
現在も、長男の音声チックは続いています。
家で過ごしているときに、突然「あっ」と声が出ることがあります。
成長とともに学校生活の幅が広がってきた今でも、音声チックがなくなったわけではありません。
音声チックは本人の意思だけで止められるものではないため、親としても、単純に「やめなさい」と言えば解決するものではないと感じています。
もちろん、繰り返し声が聞こえることに、こちらが疲れて逃げ出したい気持ちになることもあります。
頭では理解していても、毎日の生活の中でずっと冷静に受け止めることは簡単ではありません。
それでも、本人がわざとやっていると決めつけず、長男の様子を見守っていくことが大切なのだと思っています。
音声チックについては、これまでにも記事にしてきました。
詳しい経緯や、親として悩んできたことについては、こちらの記事でも紹介しています。

学習発表会などの行事が近づく時期にも続いている
長男の音声チックについて、以前から気になっていることがあります。
それは、学校の行事が近づく時期のことです。
学習発表会など、普段とは違う活動があるときにも、家庭では音声チックが見られます。
長男はもともと不安が強いところがあり、幼い頃には発表会や運動会への参加が難しかった時期もありました。
そのため、行事が近づくと、本人なりに緊張したり、いつもとは違う気持ちになったりすることがあるのかもしれません。
以前から、緊張や精神的な不安が強くなると、音声チックや癇癪が目立つことがあると感じてきました。
ただ、音声チックが見られる理由や、そのときの本人の気持ちをすべて把握できているわけではありません。
親から見て、行事が近づく時期と重なっていると感じることはあっても、それだけで原因を決めつけることはできないと思っています。
小学5年生になり、通常学級で過ごすことも日常的になってきました。
以前と比べて成長した部分があるのは確かです。
それでも、家庭では今も音声チックが続いています。
子どもが成長することと、これまで抱えてきた困りごとがなくなることは、必ずしも同じではないのだと感じます。
自分の思いと違うことを指摘されると、大きな声で拒絶する
「えーっ!」と声をあげて拒絶することがある

もうひとつ、現在も親として対応に悩むことがあります。
それは、長男が自分の思いと違うことを指摘されたときなどに、大きな声をあげて拒絶することです。
例えば、間違いを指摘されたとき。
親から注意されたとき。
自分の希望が通らなかったとき。
そんな場面で、「えーっ!」と大きな声をあげることがあります。
こちらとしては、必要だから伝えていることでも、長男にとっては受け入れがたいことがあるようです。
ただ、何を言われても拒絶するわけではありません。
こちらが思っていた以上にすんなり受け入れることもあります。
反対に、「これくらいなら受け入れられるだろう」と思っていたことでも、強く拒絶することがあります。
親としては、長男の中に何か譲れない線引きがあるのだろうかと感じることもあります。
でも、その線引きがどこにあるのかは、今もよくわかりません。
少し嫌がるかもしれないと思っていたことを、あっさり受け入れることもある。
それほど難しいことではないと思っていたことを、強く拒絶することもある。
その違いを事前に予測するのは、なかなか難しいものです。
もちろん、本人の中では何か理由があるのかもしれません。
ただ、親から見て受け入れられるはずだと思うことと、本人が実際に受け入れられることは、必ずしも一致しないのです。
大きな声をあげたあとも、嫌だという気持ちは続いている、だけど成長も見られるように。
長男が大きな声をあげて拒絶するとき、単に反射的に声が出ているだけという感じではありません。
声をあげたあとも、嫌だという気持ちが続いていることが多いように見えます。
こちらが理由を説明しても、自分の思いを曲げずに拒絶を続けることもあります。
親としては、必要だから伝えていることでも、本人が納得できなければ、なかなか受け入れてもらえません。
そんなときは、どう伝えればよいのか、どこまで説明すればよいのかと悩むこともあります。
一方で、最近は少し変わってきたと感じる部分もあります。
以前よりも、こちらが理由を説明すると、渋々ながらも納得してくれることが増えてきたように感じています。
例えば、「そうしないと仕方がないから言っているんだよ」と説明すると、最初は強く拒絶していても、最終的には受け入れてくれることがあります。
そんなときは、最初は嫌だと思ったけれど、親の話を聞いてみたら、そこまで拒絶しなくてもよかったのかもしれない。
そんなふうに、本人の気持ちが少し変化したのかなと感じることもあります。
もちろん、実際に長男がどんなことを考えているのかはわかりません。
親の説明を聞いたからといって、いつも納得してくれるわけでもありません。
それでも、最初は拒絶していたことを、説明を聞いたあとに受け入れられる場面があるのは確かです。
以前と比べて、理由を伝えることで納得できることが増えてきたのなら、それも長男の成長のひとつなのかもしれません。
特性なのか、性格なのか。親としても答えは出ていない
こうした長男の反応を見ていると、いつも考えてしまうことがあります。
それは、これが発達障害の特性によるものなのか、それとも本人の性格によるものなのか、ということです。
長男は自閉スペクトラム症(ASD)と診断されており、以前から感情のコントロールが難しいことや、不安が強いことに悩んできました。
そのため、今回のような反応にも、本人の特性が関係している可能性はあると思っています。
ただ、すべてを発達障害の特性だけで説明できるのかというと、正直なところ、よくわかりません。
本人なりのこだわりがあるのかもしれません。
自分の考えと違うことを受け入れるのが難しいのかもしれません。
あるいは、そのときの気分や疲れなど、さまざまな要素が関係しているのかもしれません。
親として日々接していても、何がきっかけで強く拒絶するのか、どこまでなら受け入れられるのかを、いつも正確に把握できるわけではありません。
だからこそ、「発達障害だから仕方がない」と決めつけることも、「本人の性格だから」と片づけることも、少し違うような気がしています。
今の私にできるのは、実際にどんな場面で拒絶するのか、どんな説明なら納得できることがあるのかを、日々の生活の中で少しずつ知っていくことなのだと思います。
発達障害といっても、特性の現れ方は一人ひとり違います。
同じ診断名があっても、得意なことや苦手なこと、困りごとの現れ方まで同じとは限りません。
以前、長男の発達障害について記事を書いたときにも、発達障害には一律の正解があるわけではなく、その子に合った関わり方を考えていく必要があると感じました。
その思いは、今も変わっていません。

成長している部分と、今も向き合っている課題
できることが増えても、すべての困りごとがなくなるわけではない
小学5年生になった長男を見ていると、成長したと感じる場面が確かにあります。
通常学級との交流が日常的になり、以前よりも学校生活の幅が広がってきました。
また、親が理由を説明すると、最初は拒絶していても納得できることが増えてきたように感じています。
それに、自分の考えがまとまらなかったり、親の考えが理解できないせいか、自分の容量を超えた時に起こっていた癇癪もなくなっていきました。
こうした変化は、親としてうれしいことです。
一方で、音声チックは今も続いていますし、自分の思いと違うことを指摘されると、大きな声をあげて拒絶することもあります。
成長している部分があるからといって、すべての困りごとがなくなるわけではありません。
できるようになったことが増える一方で、まだ難しいこともある。
それは、発達障害のある子どもに限った話ではないのかもしれませんが、長男と過ごす中で、特に強く感じることのひとつです。
以前はできなかったことができるようになると、親としては、次はこれもできるようになるのではないかと期待してしまいます。
もちろん、子どもの成長を期待すること自体は悪いことではないと思います。
ただ、親が期待するペースと、本人が成長していくペースは、必ずしも一致しません。
長男には長男なりのペースがあり、得意なこともあれば、時間がかかることもあります。
そのことを忘れずに、今できていることにも目を向けていきたいと思っています。
長男の今の姿を、そのまま記録していきたい
今回、長男の最近の様子について書いてみて、改めて感じたことがあります。
それは、子どもの成長をひとつの尺度だけで判断することは難しいということです。
通常学級で過ごす時間が増えたことは、長男にとって大きな変化です。
以前と比べて、できることが増えたと感じる場面もあります。
でも、家庭では音声チックが続いていますし、思いどおりにならないことを受け入れるのが難しい場面もあります。
その一方で、親の説明を聞いて納得できることも増えてきました。
成長している部分もあれば、まだ課題として残っている部分もある。
それが、今の長男の姿なのだと思います。
そして、親である私たちも、長男のことをすべて理解できているわけではありません。
なぜ強く拒絶するのか。
どうすれば納得できるのか。
本人の中にどんな思いがあるのか。
わからないことは、今もたくさんあります。
それでも、日々の生活の中で長男の様子を見ながら、少しずつ理解していけたらと思っています。
発達障害の子育てには、誰にでも当てはまる正解があるわけではありません。
だからこそ、うまくいったことも、悩んだことも、できるようになったことも、そのまま記録していきたいと思います。
このブログで紹介している長男の姿は、あくまでも我が家の一例です。
同じような悩みを抱えている方が、我が家の経験を読んで「うちも同じだな」と感じたり、少しでも気持ちが軽くなったりすることがあれば、記事を書いてよかったと思います。
これからも、長男の成長を見守りながら、親として感じたことを発信していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
では、また!





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